映像という架空世界 序説メモ (Video, fictional world.)
1)現在(2016)視覚メッセージを映画・TV・Web(通信)として、区別する意味は少ない。
それは、今日、非リアルに接すること、不可欠な現実だろう。
2)ラランドの哲学用語辞典
イメージの解釈
1)具象的であれ、心的であれ、視覚に与えられた表示
2)すでに経験された感覚(知覚)の心的反復
3)精神作用によって構成された具象的表現
(註)A. ラランド(André Lalande 1867-1963):フランスの哲学者。パリ大学教授。
3)映像史の試みとして、まず、念頭にあがることは、
・ラスコー・アルタミラの洞窟絵 また、エジプトの壁画を映像の誕生と見るべきか?
・しかし、光線による像の自動構成(再構成)は、カメラ・オブスクラを、出発点と考える要素も大きい、
それは、長い光の文化史と、伝達という、手段の構成であろう。
4)「現実は語らない、それは、ただ、存在するだけだ。」サルトル
意識と想像、観念の構成で、それは、メッセージ性を帯びて、伝達の連鎖に送り込まれる。
(参考)映像学・序説 岡田晋 九州大学出版会
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