上善は水の如し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む(にくむ)所に居る 老子
「上善」とは、最も理想的な生き方。最も理想的な生き方は、水のあり方のような生き方である。
第1は、水は入れる器に従って、実に柔軟にその姿を丸くなり、四角くなりして、それにあわせる。
第2は、水は人が好まない低い位置へ低い位置へと、流れていく。
第3は、水は、大きなエネルギーを秘めているということである。洪水ともなれば、木や家も流してしまう。(それも自然である=シャボン玉のような抵抗値の少ない状態に、、、地球は丸くなる。)
・水は、柔軟、控え目、パワーの3つの要素を備えている。
少しでも、水のような生き方が出来れば、理想に近い生き方が出来るのであろう。
-------------------------------------------------------------
解り易くは:
住む所には、今の所が一番。
心は深い淵のように静かがよい。ゆっくり、様々な出来事を楽しんで見たらよい。
友達は思いやり深く付き合うのがよい。周囲の人々も、様々機会を与えてくれる。
言葉は誠実に使うのがよい。嘘の言葉でもその奥には本質が見える。
政治は平和がよい。争っては何もかも見失う。
仕事は自分の能力が、じゅうぶん発揮できる仕事がよい。自分の能力を活かして生きる事。
動くのはタイミングを見計らって全力で。自分を活かすのも、その瞬時のタイミング次第。
0 件のコメント:
コメントを投稿