2017年8月26日土曜日

解釈 泥の河(小栗康平監督)- Peace is the precious thing.

泥の河 小栗康平監督 

泥の河という映画は、
戦後の焼け跡の匂いを残す、
大阪市西区土佐堀の河の周辺で織り成す。
その時代の人間の情と、時の移り変わりのはざまに、
生きることの悲しみを
人生に結びつける映像であろう。

馬の荷車の男が、急激に増えた車と
必然のことのように、交通事故を
起こして、轢かれて亡くなるシーンは、突然、発生する。

やっとの思いで戦争から生きて帰った男のあっけない事故死に、
田村高廣、演じる信雄の父親が嘆く。
亡くなった、その男の姿は、
それは、子供の信雄には見せられない。


それにしても、うつろぎの時の流れは、あっけない。

2017年8月16日水曜日

Peace is important. 平和は重要だ! 人間魚雷 回天の隊員の遺書

Peace is important. 
平和は重要だ!
人間魚雷 回天の隊員の遺書

回天特別攻撃隊 菊水隊
佐藤少尉の妻への手紙
子供も、唯堂々と育て上げてくれ。所謂偉くすることもいらぬ。金持ちにする必要もない。日本の運命を負って地下百尺の捨石となる男子を・・・・・



まず、平和は重要だ、そして、その教育は必須だ。人間魚雷回天は、自らの特攻目的のためだけに設計されている。その操縦兵は、国を、国民を守ることの為に志願した。当時の教育がそうであったから、という以前に、その意識下で現在の時間軸が存在することを忘れたくはない。
それは、自爆テロとは異なる。

2017年8月10日木曜日

困難の連鎖の中で、その人らしさが形成されていく。

Difficulty of continuous,
Forming the person.

困難の連鎖の中で、その人らしさが形成されていく。
自分自身の困難の連鎖なれば、自らのことだけで、、何でもないであろう。
ただ、相手あってのことは、いくら考えても仕方ないが・・・
それの結果はどうあれ、その結果こそがその人なのだ。